調剤薬局で勤務する薬剤師

調剤薬局で勤務する薬剤師

日本の薬剤師の大部分は調剤薬局で勤務しています。 薬剤師は薬や薬事に関係する専門性や社会的な役割があります。 いろいろな業種や職種で活躍の場があります。

ここでは、調剤薬局で勤務する薬剤師について説明します。 日本全国にいる薬剤師は約25万人で、その5割近くの薬剤師は調剤薬局で勤務していると言われています。 調剤薬局は、病院の医師から出された処方箋に沿って薬を調剤して患者様に提供する薬局のことです。 病院に隣接しているケースが非常に多いです。

近頃は<医薬分業>が浸透してきており薬は調剤薬局で受け取るのが普通です。 以前はそうではなくて病院で診察を受けた後、薬がある場合は病院内で薬を受け取るシステムでした。 しかし、医薬分業という概念が導入され病院や診療所など医療機関は医療行為に専念することになりました。

薬に関連する専門的なことは薬剤師・調剤薬局が担当することになりました。 医薬分業の狙いは「医療全体のクオリティの向上」や「安全で効率的な医療の提供」にあるのです。 こういった医薬分業が進むにつれて調剤薬局の重要性が高まってきました。

調剤薬局の仕事は次のようなものが主な仕事です。

(1)調剤:患者様の症状や病気に合わせて薬をつくること
(2)服薬指導:薬の効果や副作用の危険性や注意点を伝えること
(3)薬歴管理:複数の薬を併用する場合に薬の効果への影響をおくすり手帳などで確認すること

調剤業務は医師が発行した処方箋に沿って薬を正確に調製するだけにはとどまりません。 「薬の服用状況」「体質やアレルギー歴」「併用薬との相互作用」を把握しなければならないのです。 その上で安全性が確保されて最大限の有効性が期待されるベストな薬を提供することです。

調剤業務そのものはオンライン化や最新調剤機器の導入が進んでいます。 それによって薬が出来上がるのを待つ時間は飛躍的に短縮しました。 一方で「完全分包」「ホチキス止め」「投薬日の記入」「色マジックを利用しての区別」「縦割り粉砕」など、個々の患者様のニーズに応じたカスタムメイド調剤も実施しています。

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